モジュール詳細:間違い

心の奥深くのどこかでは間違いだと分かっている、けれど私は、第2の間違いを犯そうとしている。

このマニュアルの2ページ目や3ページ目、ブラインド・アレイの付録BLANKを参照し、空白モジュールの特定をする。

誠に申し訳ありませんが、あなたに送られた爆弾には、部品が想定通りに取りつけられていない未完成のモジュールが含まれております。 そのため、何としてでもこちらを破壊していただきたいです。 ですが、部品は無いものの、モジュールの内部回路はなお存在しています。

部品がありませんので、モジュール内のプラスチックは非常に脆くなっており、触れるだけで簡単に壊れてしまいます。しかし、回路は動作中ですので、好きな時にモジュールに触れる事はおやめください。 以下の内容を読み、爆弾が予期せぬミスを記録しないために行っていただきたい事を把握してください。

また、間違って送ってしまったものとそっくりな別の機能のモジュールがあることも我々は承知しております。 付録NOT に、このモジュールと他のモジュールを区別する方法に関する情報が記載されております。

このモジュールの解除方法

モジュールに問題を起こさず、1回触れることは可能なはずです。正しく行われますと、プラスチックの割れる音が聞こえ、モジュールにヒビが入るはずです。

以降はお気をつけください。好きな時にモジュールに触ることは安全ではないと思われます。爆弾のシリアルナンバーの最後の数字が爆弾のタイマーの秒数の下1桁と等しくなった際に、触ってみていただけますでしょうか。

ご心配ありません、これがあなたへの最後のお願いです。前提条件が正しければ、爆弾のタイマーの秒数がシリアルナンバーの数字の合計と等しくなった際に、もう一度触れます。数秒後にモジュールは解除されるはずです。解除されない場合は、お問い合わせください。

万が一、モジュールがミスを記録した場合でも、モジュールは砕け散りますので、上記の次のステップに進んでください。直前でミスを記録した場合でも解除される場合もあります。ただし、触り続けるのはお勧めいたしません。

ご協力ありがとうございます。   - 爆弾製造工場の社員

お代は結構です。

他のモジュールとの違い:

爆弾処理班からの報告により、このモジュールはタイマーが付いている方の側面にのみ表示されると考えられている。

蝶番(Hinges):

蝶番モジュールでは、最初ステータスランプが見えておらずプラスチックの蝶番がいくつか外れている。送付されたモジュールの全ての蝶番を手順通りに外した際に、モジュールのステータスランプが常に見える状態になる。

9次元超立方体(The Octadecayotton):

9次元超立方体モジュールにカーソルを合わせると、爆弾が揺れ動き、大きな音が鳴り、色が変わり、細かい粒子*を放出する。送付されたモジュールは触るまで何も作動しない。

点字(Braille):

点字モジュールにカーソルを合わせると、点字のような点を見つけられる。送付されたモジュールに点は無い。

多角形(Polygons):

多角形モジュールにカーソルを合わせると、隠された図形の輪郭が現れる。送付されたモジュールには隠された図形は無い。

...? (句読点):

句読点モジュールにカーソルを合わせたとき、モジュールの輪郭のハイライトが黄色の代わりに赤橙色になる。また、句読点モジュールに一度触れるのは全く危険ではない。ガラスの割れる音とは違う音がするうえ、モジュールの論理回路はどれも起動しないからである。送付されたモジュールは1回触れるとヒビが入る。

ブラインド・アレイ(Blind Alley):

ブラインド・アレイモジュールにカーソルを合わせると、モジュール内で8つの選択箇所があることが感じ取れる。送られたモジュールは1つの選択箇所しかない。もし、選択箇所の違いが聞き取れない場合は、ブラインド・アレイモジュールのステータスランプに触れた時、発生しない。送付されたモジュールでは、その部分を押すとヒビの入る音がする。

*公式的な証拠は無いので、我々の分かっていることはこれだけである。9次元超立方体モジュールで何が起きるのか確認した処理担当者からの報告はない。最悪の事態が来るのを恐れている。

デフ・アレイ(Deaf Alley):

デフ・アレイモジュールにカーソルを合わせると、4つの異なる選択箇所があり、またモジュールのある部分から低い音が聞こえる。送付されたモジュールは1箇所しか選択できず、低い音も発生しない。送られたモジュールは1つの選択箇所しかない。もし、選択箇所の違いが聞き取れない場合は、デフ・アレイモジュールの蝶番に触れた時、発生しない。送付されたモジュールでは、その部分を押すとヒビの入る音がする。

タップ・コード(Tap Code):

残念ながら、送付されたモジュールはカーソルを合わせてもタップ・コードモジュールとの区別がつかない。しかし、タップ・コードモジュールはどこかに触れると、一連のタップ音が再生されるか入力したタップ音を記録する。どちらにしても、モジュールにヒビは入らない。送付された方はヒビが入る。タップ・コードモジュールへの入力は、モジュールを長押しすることでいつでもリセットできるため、これも全く危険ではない。

42または501:

タップ・コードと同じような具合で、送付されたモジュールにカーソルを合わせても42または501モジュールと区別がつかない。 しかし、42または501モジュールのステータスランプに触れても画面に数字を表示する機構は作動しない。加えて、42または501モジュールは自動生成した音声のクリップを定期的に作成する。 送付されたモジュールはステータスランプを押すとガラスの割れる音がする。また、音声のクリップは作成されない。