モジュール詳細:欠陥RGB迷路

あなたも体験できる…ちょっと待って、ここはどこ?

このモジュールは、7×7グリッドのLEDと曲がった7セグメントディスプレーで構成されている。

この7×7グリッドには3つの迷路がある。壁が赤い迷路が1つ、緑が1つ、青が1つ存在する。
それぞれの迷路には鍵があり、最初は3つの鍵がすべてのグリッド上に表示される。

鍵が点滅し、それぞれ4ビットのシークエンスが表示される。
4ビットごとに以下の情報が表示される:

  • 鍵が見える場合、ビットは1である。
  • 鍵が見えないとき、ビットは0である。
鍵はシークエンスの繰り返しの間にも1秒間表示される。

7セグメントディスプレーには各迷路に対応する3つの数字が表示され、これらの数字も重なり合って加法混色を用いて混ざりあう。

いずれかのLEDを押すと、赤い迷路のどこかに白いLEDとして開始位置が表示される。

隣接する灰色のLEDを押して移動する。迷路の壁にぶつかってはならない。

白いLEDを押すと迷路が切り替わる:

  • 各迷路内の白色のLEDは、縦横それぞれ一定量ずれて存在している。
  • 各迷路には壊れたLEDがいくつかあり、対応する鍵から取得したビットのシークエンスによって特定できる。
    白色のLEDが壊れている場合、迷路を切り替えることはできない。

3つの鍵をすべて集めると、7セグメントディスプレーの表示が変化する。
3つの色要素それぞれが出口の位置の座標を示す。

  • 3色のうち1つは数字である。これを出口の段に使用する。
  • 残りの2色のうち1つは英字である。これを出口の列に使用する。
  • 残りの色は、数字でも英字でもないランダムなパターンである。
    出口はこの色の迷路にある。
注:BやDは、8や0と差別化するために小文字で表示される。それ以外は大文字で表示される。
ただし、十六進数のa~fは常に小文字で表示される。

迷路の形

7セグメントディスプレーの各色の要素は、以下の迷路の1つに対応する十六進数の数字になる。

各要素は通常通り表示か反転して表示される。反転とは通常点灯するセグメントが消灯し、逆も同様な状態である。

各迷路の隅の1つには迷路と同じ色のLEDがあり、その色の迷路の回転方向を示す。
迷路はLEDの場所に合わせて水平/垂直方向に反転されている場合がある。
迷路の向きが同じものがある場合、それらに対応したLEDは混ざり合って表示される。

以下の各迷路は、グリッドの左上にLEDがある。

0 1 2 3
4 5 6 7
8 9 a b
c d e f

迷路の欠陥

各鍵は以下のいずれかの十六進数を、最下位桁から最上位桁の順に二進数で表したシークエンスで点滅させる。
各十六進数はその鍵が属する迷路の欠陥LEDのセットに対応している。

欠陥欠陥のあるLEDは…
1グリッドの端にも中央の段にも列にも存在しない。
2グリッドの中心から0, 3, 6のいずれかのマス分離れている。
32つの奇数の座標または2つの偶数の座標を持つ。
4グリッドの中心から1,4のいずれかのマス分離れている。
5偶数の段にある。
6グリッドの中心から2,5のいずれかのマス分離れている。
7グリッドの端から1マス離れている。
8迷路の開始地点から2マスより近い位置である。
9迷路の開始地点と同じ段にある。
a奇数座標と偶数座標を1つずつ持つ。
b迷路の開始地点から2マスより遠く離れている。
c偶数の列にある。
d迷路の開始地点と同じ列にある。
e中央の段または列にある。