モジュール詳細:忘れがちなグリッド

「また間違ったレイヤーを結合したね?」

  • このモジュールには、5×5のタッチスクリーングリッド、グリッドの右側にある3つのディスプレー、グリッドの上部にある1つのディスプレー、および送信ボタンが含まれている。
  • 送信ボタンの横に表示されるの数字がステージ番号になる。以降、送信ボタンの横に表示される数字を「ステージカウンター」と呼ぶ。
  • 爆弾起動時、モジュールはステージ0である。モジュールがステージ0にある間、モジュールの側面にある3つのディスプレーは空白になり、記録する情報がないことを示す。ステージカウンターには2, 3, 4のいずれかのい数字が表示される。この数字は解除工程上で重要であり、ステージ0でのみ表示されるため、記録しておく必要がある。

情報の入手

  • 注意:このセクションでは、グリッドを操作することはできない。セルは自由に押すことができるが、何も起こらない。
  • 無視されないモジュールが解除されるたびに、忘れがちなグリッドは1ステージ進む。これを示すためにステージカウンターが1つ増加する。
  • ステージ中、グリッドの右側にある3つのディスプレーには、それぞれ2つの座標が交互に表示される。各座標は、4つの色(シアン(Cyan)、黄緑(Lime)、マゼンタ(Magenta)、オレンジ(Orange))のいずれかになる。これら6つの座標は今後「セット」と呼ぶ。
    • 注:色覚サポートが有効になっている場合、次の座標セットに進む前に色の名前の最初の英字が表示される。
  • セットの6つの座標とそれぞれの色をすべてメモしておく。別の無視されないモジュールが解除されると、新しいセットが表示される。
  • 爆弾の無視されない全てのモジュールに対してこの工程を行う。無視されない全てのモジュールが解除されたら、このマニュアルの「解除工程」セクションに移動する。

解除工程

  • 解除時、グリッド上のセルを押すと「オレンジ、黄緑、ターコイズ、マゼンタ、空白」の順に色が切り替わる。
  • 処理担当者は各ステージのすべての座標を再入力する必要がある。
  • 2, 3, 4つの座標セットごとに1つのグリッド上に重ねられる。重ねるセットの数はステージ0でステージカウンターに表示された数字によって決定される。
  • これからは、1つのグリッド上に重ねられたセットのグループを「複合セット」と呼ぶ。
  • 以下の表を使用し、セットを重ねる順序を決定する。
    • 各表の左上にある黒いボックス内の「nセット」は、各複合セットに含まれているセット数(ステージ0で取得した数字)である。
    • シリアルナンバーの最後の数字と等しい数字を段に使用する。
2セット1番目のセット2番目のセット
1, 3, 5, 7, 9最高最低
2, 4, 6, 8, 0最低最高
3セット1番目のセット2番目のセット3番目のセット
1, 4, 7, 0最高最低中間
2, 5, 8中間最高最低
3, 6, 9最低中間最高
4セット1番目のセット2番目のセット3番目のセット4番目のセット
1, 5, 9最高二番目に最高二番目に最低最低
2, 6, 0二番目に最低最高最低二番目に最高
3, 7最低二番目に最低二番目に最高最高
4, 8二番目に最高最低最高二番目に最低

以下は、3セットの図とそれらがどのように重なるのかを示す例である。

中間
1番目のセット
+
最高
2番目のセット
+
最低
3番目のセット
=
複合セット
  • ステージカウンターには残りの複合セット数が表示される。
  • 複合セットは、最初のセット(ステージ1から2-4)から順番に入力する必要がある。
  • グリッドに復号セットを入力したら送信ボタンを押す。処理担当者が正しく入力した場合、グリッドは自動的に削除され、ステージカウンターの数字が1減る。次に、次の複合セットを入力し、これを繰り返す。
  • 間違った複合セットを送信するとミスが記録される。その後、右側の3つのディスプレーに正しい複合セットを構成するすべての座標が順番に表示される。ステージカウンターの数字はに変更され、順番に表示される各座標セットのステージ番号が表示される。グリッド上の任意のセルを押すと、モジュールが通常の状態に戻り、中断したとところから再開できる。
  • 通常セットの総数が、複合セットを完全に形成するのに十分でない場合(例えば、合計11セットあるが3セットごとに複合する必要があるため、最後のステージに2セット残る)、残りのセットを通常通り複合する。
  • 最後の複合セットを送信すると、モジュールが解除される。
  • モジュール上のグリッドには、英字A~Eと数字1~5のラベルが付けられる。ただし、軸とその順序は「忘れがちなグリッド」モジュールごとに異なることがある。