- 緑色でハイライトされている音は、常に登場する可能性がある。
- 赤色でハイライトされている音は、英語を母国語とする人には聞き分けにくい可能性があり、ハードモードが有効である場合のみ登場する。ハードモードはMOD設定で切り替えることができる。ハードモードが有効になっている場合、再生ボタンは赤色になり、そうでない場合、緑色になる。
- グレーで強調表示され、セルが空になっている音は、存在しないか、登場しない。
IPA表の読み方
すべての子音には、口の中でどのような動作が行われるかを示す「調音法」と、その動作がどこで行われるかを示す「調音点」がある。子音(肺気流)表では、「調音法」が段で、「調音点」が列である。肺気流によって作られる子音は、肺からの空気圧によって生み出される音を意味する。
子音(肺気流)表のスラッシュは、無声音/有声音を指す。子音が有声音である場合、発声中は声帯が振動している。
以下の説明では、「調音器官」とは、調音法を行う口の中の部分を指す。これは「調音点」のことではない。— 例えば、歯茎音の場合、調音器官は舌である。
調音法
- 破裂音: 声道が塞がれ、空気の流れが止まる。
- 鼻音: 空気は鼻から抜けるが、口からは抜けない。
- ふるえ音: 調音器官を静止させ、気流で振動させる。
- はじき(たたき)音: 筋肉を一回収縮させることで、一方の関節をもう一方の関節にぶつける。
- 摩擦音: 空気は、近接させた2つの調音器官を通して送り込まれる。
- 側面摩擦音: 気流が舌の側面に沿って移動するが、口の中央を通過するのが妨げられる摩擦音。
- 接近音: 2つの調音器官は互いに接近しているが、摩擦音になるほど接近していない。
- 側面接近音: 側面摩擦音と同じだが、近似音がある。
- 吸着音: 2つの調音器官を合わせ、その結果生じる空気のポケットを吸引作用で希薄化する。