モジュール詳細:中和滴定

中和するか中和されるか、単純なコトさ。

  • このモジュールは、試験管に含まれる酸を塩基で滴定し、中和することで正しく解除される。
  • モジュールを解除するには、塩基の種類、塩基の量、フィルターの状態が全て正しくなくてはならない。
  • 適切な条件を設定したら、“Titrate”を押して溶液を確認する。
  • 間違った入力はミスが記録される。正しい回答は元の状態と変わらない。
  • 役立つ情報は付録NT27:化学情報に掲載されている。

滴定の特定

酸の種類は以下の表によって求められる。

溶液の色 酸の種類
臭化水素酸
フッ酸
塩酸
ヨウ化水素酸

滴定に使用しなければいけない塩基は、以下のルールセットで決定される。

  • NSAインジケーターがあり、バッテリーがちょうど3つ存在する場合、アンモニアを加える。
  • それ以外で、点灯したCARまたはFRQまたはINDインジケーターが存在する場合、水酸化カリウムを加える。
  • それ以外で、ポートが存在せずシリアルナンバーに母音が含まれる場合、水酸化リチウムを加える。
  • それ以外で、酸の化学式に爆弾にあるインジケーターと共通する文字が含まれる場合、水酸化カリウムを加える。
  • それ以外で、単1バッテリーの本数が単3バッテリーの本数より多い場合、アンモニアを加える。
  • それ以外で、陰イオンの原子番号が20未満の場合、水酸化ナトリウムを加える。
  • それ以外の場合、水酸化リチウムを加える。

濃度の特定

酸の濃度は、以下のプロセスによって決定される。

  • 酸の陰イオンの原子番号から始める。
  • 塩基の陽イオンの原子番号を引く。
  • 陰イオンまたは陽イオンの化学記号に母音がある場合は、4を引く。
  • 陰イオンと陽イオンの化学記号の文字数が同じ場合は、3を掛ける。
  • 結果の最下位桁を取得する(負の符号を除く)。
  • 数値が0の場合は、酸の体積を2倍して5で割った数値になる。
  • 10で割る。これが酸の濃度になる。

塩基の濃度は、以下のルールセットによって決定される。

  • バッテリーホルダーがポートの種類よりも多く、バッテリーホルダーがインジケーターより多い場合、濃度は5となる。
  • ポートの種類がバッテリーホルダーよりも多く、ポートの種類がインジケーターより多い場合、濃度は10となる。
  • インジケーターがバッテリーホルダーより多く、インジケーターがポートの種類より多い場合、濃度は20となる。
  • 同率で最多のものがある場合は、陽イオンの原子番号に最も近い5、10、20のいずれかを濃度とする。
  • ただし、滴定の組み合わせがHIとKOHまたはHClとNH3の場合、濃度は常に20である。

滴下数の特定

  • 20を塩基の濃度で割った値から開始する。
  • 酸の体積を掛け、酸の濃度を掛ける。
  • この結果が、正しく滴定するために必要な滴下数となる。

可溶性の特定

  • 以下の表でモジュール上の酸/塩基の組み合わせが「不溶性」を示す「NS」である場合、酸を加える前にフィルターをONにする。
  • そうでなければ、フィルターはOFFにしなければならない。
NH3 KOH LiOH NaOH
HBr S NS NS S
HF NS S NS S
HCl NS NS S NS
HI S S S NS

付録NT27:化学情報

NT27.1:塩基

名前 化学式 陽イオン 化学記号 原子番号
アンモニア NH3 水素 H 1
水酸化リチウム LiOH リチウム Li 3
水酸化ナトリウム NaOH ナトリウム Na 11
水酸化カリウム KOH カリウム K 19

NT27.2:酸

名前 化学式 陰イオン 化学記号 原子番号
フッ酸 HF フッ素 F 9
塩酸 HCl 塩素 Cl 17
臭化水素酸 HBr 臭素 Br 35
ヨウ化水素酸 HI ヨウ素 I 53