モジュール詳細:数列

数学はそれほど難しいものではない…まぁ、それが爆弾に縛られている場合は別だが。

このモジュールには、12個のキーパッド、ディスプレー、及び4つのLEDがある。

このモジュールは2つのフェーズがある。「循環」フェーズと「送信」フェーズである。

循環フェーズ

モジュールは、4つの2桁の数字のシークエンスを循環させ、それぞれをディスプレーに表示する。

モジュールが4つの数字全てを表示するたびにライトの色が変化する。数列が4回繰り返し表示されるとライトが緑色に戻り、新しい数列が表示される。

任意のタイミングで緑色の「E」ボタンを押すと循環が停止し、「送信」フェーズに移行する。送信フェーズに入るとミスが記録されない限り数列を再確認することはできない。

送信フェーズに入る前に、現在の数列とその順番を記録しておく必要がある。

提出フェーズ

モジュールを解除するためには、下の式で計算した結果を合計4回入力する必要がある。赤い「C」ボタンを押すと、入力を削除することが出来る。「E」ボタンを押すことで、入力された回答を送信することが出来る。間違った回答が送信されるとミスが記録され、循環フェーズに戻る。

数式表の使用

以下の方程式の表は、モジュールを解除するうえで鍵になるので、表と方程式を使用する方法を理解することが不可欠である。

使用する段の特定

表の左側には、爆弾に一般的に使用されているバニラポートが6種類と、それらいずれも含まれていない場合の段がある。

使用する段は、リストを上から見たときに最も上にある爆弾にあるポートの段である。いずれもない場合は一番下の「ポート無し」の段を使用する。

  • ポートの識別については、付録Cを参照する。

使用する列の特定

数式表の上部には1~4の数字がある。

使用する列は、現在点灯しているLEDの番号である(一番左のLEDは1、一番右のLEDは4である)。

方程式を解く

特定した方程式を解くとき、従う必要があるルールがいくつか存在する:

  1. 順番に計算する必要がある。
  2. 結果が整数ではない場合、結果を切り上げる必要がある。
  3. 結果を0~9999の範囲内になるようにする必要がある。
    (負の場合は0、9999より大きい場合は9999とする)

方程式表

現在点灯しているLED
1234
ポート ステレオRCA n12 (n2 - n4) × 2 50 - n3 n1 × n4
RJ-45 n33 - n1 × 5 25 + n1 n2 100 / n4
PS/2 n1 + n2 / 2 n4 × 5 - n3 500 - n3 × 10 n4 / n1 + n2 × 25
パラレル
ポート
9999 - n4 × n4 n2 × 75 + 1000 n3 / 99 × 3500 1 / n4 × n12
シリアル
ポート
n1 × n3 × n4 n2 + n1 / 35 8500 - n3 × 100 n4 / n1
DVI-D n1 × n4 + 6000 n2 / 80 × n32 n1 + n2 + n3 + n4 350 × n4 / (n1 + n2)
ポート
無し
n1 × n2 + 1250 n2 × n3 + 1500 n3 × n4 + 1750 n4 × n1 + 2000
  • 変数「n」は数列の数字を示す。参照する数字は、変数に続く下付き数字によって示される(n1は数列の1番目の数字、n2は2番目の数字、という要領)。ただし、上付き文字n2は乗数を示す。
  • ポートの識別については、付録Cを参照する。