モジュール詳細:プレイフェアサイクル
公平にプレイするからといって、うまくプレイ出来るとは限らない。
このモジュールはスクリーン、シアンのラベルが付いた8つのダイヤル、及びQWERTYキーボードで構成されている。
キーボードのXキーが故障しているため、モジュールはXをアルファベットとして認識しなくなった。
文字盤のラベルを解読して左から右に読むと、8文字の単語がつづられている。
暗号化は以下の方法で行われている:
- 隣接するダイヤルを各ペアとして考え、北から72°回転した数を、五進数の2桁の数字として解釈する。
- 隣接するダイヤルから得られる数字は、プレイフェアで使用する5×5グリッドの最初の7文字のアルファベットをA=0としてアルファベット位置で示している。
(Xは省略されているため、Y=23,Z=24と解釈する) - 残りの18文字は、残りのグリッドを使用していないアルファベットでアルファベット順に埋める。
- ダイヤルのラベルを4つのペアに分割する。
ペアの2つが両方とも同じ文字の場合、2つ目をZに変換する。 - 文字の各ペアを次のように変更する:
- 両方の文字がグリッドの同じ段にある場合、両方の文字を段に沿って1つ右にシフトさせる。
- 両方の文字がグリッドの同じ列にある場合、両方の文字を列に沿って1つ下にシフトさせる。
- それ以外の場合、それぞれの文字を同じ行で、もう片方の文字の列にある文字に変換する。
解読したら下の表から単語を見つける。その下に書かれている単語が入力すべき単語である。
同じ暗号化を入力すべき単語に適用し、キーボードを使用して入力する。
8つのキーを押すと、入力が自動的に送信される。
8つのキーを押す前に赤いボタンを押すことで、入力を削除することが出来る。
間違った入力を送信するとミスが記録され、モジュールがリセットされる。