モジュール詳細:錆びたモールスマティック
死んだモジュールのゴミ捨て場に埋もれ、二度と日の目を見ることはないだろうと思われていた…
分析担当者の皆へ!爆弾解除部隊が放棄した解除済みモジュールが発見されたようだ…しかし、まだ作動しているようだ!古い記録を調べてみたところ、このマニュアルの抜粋を発見した。
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ただし、配線に若干の不具合があり、モジュールは本来の状態と異なる動作をするようだ。
- まず、点滅するモールス信号は数学の問題のどの数字とも一致しない。シリアルナンバーの最初の2文字を三十六進数の数字として解釈し、それを5桁の二進数に変換するように修正されたと思われる。
- 次に、変数aに含まれる各桁の数字は、シリアルナンバーの1文字目の二進数表現で1がある位置と同じ位置のドットがダッシュに、またはダッシュがドットに入れ替わっており、0がある位置の信号は変更されていない。
- 同様に変数bに関してはシリアルナンバーの2文字目によって同じように変更される。
- 三十六進数に変換した際にいずれかの数字が31よりも大きくなる場合、その数字は31を使用することに注意する。
- また、演算子の信号は各文字を逆順に再生するようになっている。演算子は「ADD(加算)」、「SUB(減算)」、「MULT(乗算)」のみを表示することができる。
- 「PLAY」ボタンは必要な回数だけ機能し、もう一度「PLAY」ボタンを押すといつでも停止することができる。
- さらに「NO」ボタンは自由に押すことができる。モジュールは常に残り時間が30秒未満であると考えているようである。ヘンテコなモジュールだ。