モジュール詳細:等差数列
子供たち、覚えておきな。順番ってのは重要なんだ。
このモジュールには2つのディスプレーがある。1つは3つの数字を表示し、もう1つは最初は空である。
このモジュールを解除するには、処理担当者はモジュールに使用されている数列を定義する数式を入力する必要がある。これを行うには、数列セクションを参照する。式を決定したら、An±Bの形式でキーボードボタンを使用してモジュールに入力して送信する。AとBは定義済みの定数であり、nはシークエンス内の項数を表す変数である。
誤った数式が送信されたり、単純化されていなかったり、削除できる0または1がある場合、ミスが記録されるが、モジュールはリセットされない。
数列
数列は、特定の順序で並べられた数値のセットである。この順序は通常、何らかの式によって決定される。数式の「n」は、シークエンスのn番目の項を示す。このモジュールにおいては、全ての式は「n」の項に何らかの定数を乗算し、場合によっては別の定数から加算/減算する必要がある。式を解く最適な方法は、「n」への乗算量を求め加算/減算の定数を求めることである。これは基本的にシークエンスからいくつかの項を取得し、各項ごとにどの程度増減しているか調べることで行われ、これが「n」への乗算量となる。モジュール上では、一つのディスプレー上にある3つの数字は左から右にシークエンスの最初の三項を表しており、この手順への項として使用する必要がある。そこから第2の定数は、初項が正であれば第1定数を引き、そうでなければ第1定数を足す必要がある。
例:
表示された数字が54,75,96とする。これらの数字は左から21ずつ増加している。これは、数式が21nから始まる必要があることを意味する。初項は正なので、54から21を引くと33が得られる。21にこの数を足して任意の定数を乗算すると数列の項が得られるため、式は21n+33となる。