モジュール詳細:三つの暗号化ステップ

モジュールの解除は1、2、3のように簡単ではない。

このモジュールは解除するために3つの異なるステップを完了する必要がある。

ステップ1

モジュールには2つの色付きボタン(左ボタンと右ボタン)がある。
いずれかのボタンを正しいタイミングで押すことでこのステップを完了できる。

各色のボタンは特定の時間でのみ有効である。

  • すべての時間は、爆弾のカウントダウンタイマー上の残り秒数を10分で割った余りで考える。
  • 偶数秒はすべて無効である。
  • 右ボタンの有効な時間はすべて素数である。
  • 左ボタンの有効な時間はすべて合成数である。
  • すべての有効な時間は、その時間の4秒前(負の数は無効とする)と素数/合成数の性質が一致しなければならない。
  • 爆弾の表示分数が32分のとき、有効なタイミングは関係ない。いつでも右のボタンを押してよい。

ステップ2

モジュールは5×5の色付きボタンのグリッドを表示する。
ボタンを押すと他のボタンの色が変化する。

ボタンの色は常に次の順番で循環する:
赤 -> 黄 -> 緑 -> シアン -> 青 -> マゼンタ -> 赤

  • 赤は上下左右に隣接するすべてのボタンを変化させる。
  • 黄は斜めに隣接するすべてのボタンを変化させる。
  • 緑は上下に隣接するすべてのボタンを変化させる。
  • シアンは左右に隣接するすべてのボタンを変化させる。
  • 青は上下左右斜めに隣接するすべてのボタンを変化させる。
  • マゼンタはグリッドの四隅のボタンを変化させる。

ボタンを使って数字の形を作る。
数字のパターンを構成するすべてのマスが同じ色になったとき、その数字が登録される。
数字を作るのに使った色はその数字の色として記録される。
異なる数字で同じ色を記録してはならない。

作成可能な10個の数字は「簡単な数字」と「難しい数字」の2つのグループに分かれている。

簡単な数字は0、1、4、7であり、難しい数字は2、3、5、6、8、9である。

このステップを完了するには、有効な簡単な数字をすべて作るか、有効な難しい数字を1つ作ればよい。

シリアルナンバー内の数字の合計を4で割った余りに1を足す。
0、1、4、7のうち、N番目の数字が唯一無効な簡単な数字となる。
難しい数字はシリアルナンバーに含まれていれば有効である。

10個の数字パターンのすべての構成例を以下に示す。

ステップ3

モジュールは23文字のキーパッドと、削除ボタン(-)、送信ボタン(*)を表示する。
正しいパスワードを入力することでこのステップを完了し、モジュールを解除できる。

  • 爆弾上でアルファベット順で最後に来る解除済みモジュール名を取得する。
    解除済みモジュールがない場合は「Undefined」を使う。
  • 名前からすべてのスペースとアルファベット以外の文字を削除する。
  • 名前が10文字を超える場合は最初の10文字のみを使う。
  • 各文字のアルファベット順の位置の数字に、シリアルナンバー内の数字の合計を掛け、23で割った余りを取得する。
  • 各数字を次ページの表を使って英字に戻す。
  • この文字列を逆順にし、モジュールに入力する。

この表が必要になるだろう。


ABCDEFGHIKLM
01234567891011
NOPQRSTUVWY
1213141516171819202122