モジュール詳細:送信六角形ボタン

これらのボタンはモールス信号以外のものも送信できる。

まず、中央のボタンにカーソルを合わせる。これにより、各ボタンが異なる明るさで点灯する。下の表を参照し、ボタンの位置と明るさ(0は真っ暗)を使用して、ボタンの優先度を示す値を求める:

012345
左上353325210701
右上342622080212
272309031317
241004141828
左下110515192931
右下061620303236

優先度の値が高い順にボタンを「読み取り」、6文字のコードを取得する。

ボタンを読み取るには、そのボタンにカーソルを合わせると複数のボタンが点灯する。点灯しているボタンは「1」、点灯していないボタンは「0」を表し、上から下、左から右の順番で二進数を読み取る(左上、左、左下、右上、右、右下)。また、ボタンを押すと、3つの異なる音のシーケンスが再生される。聞こえない場合、ステータスライトを押して、聴覚サポートの有効/無効を切り替えることが出来る。聴覚サポートが有効の場合、ボタンを押すと3つの位置(上、中、下)に白い点が表示される。

二進数を3組のビットに分割し、各組にその位置の(再生されたピッチ)/(白い点の位置)を割り当てる。(再生されたピッチ)/(白い点の位置)を使用して、以下のどの表を使うかを決定し、ピッチ/位置を段、対になったビットを列として、新しい二進数の列を得る。

低/下高/上
00011011
1番目01101100
2番目10110001
3番目11000110
00011011
1番目11000110
2番目01101100
3番目10110001
00011011
1番目10110001
2番目11000110
3番目01101100

この二進数の列を点字に変換する。二進数の列を点字に変換するには、「1」を盛り上がった点、「0」を空白として扱う。下の表を使用して、点字を文字/数字に変換する:

a
b
c
d
e
f
g
h
i
j
k
l
m
n
o
p
q
r
s
t
u
v
w
x
y
z
1
2
3
4
5
6
7
8
9
0

次のステップは、送信モードでセマフォア信号を使用して各文字を送信することである。各ボタンには、優先度の高い順にそれぞれA、B、C、D、1、2の文字が割り当てられている。

(1、2)に割り当てられたボタンは、それぞれ(北、北東、東、南東)と(南、南西、西、北西)のグループ間で切り替わる。(A、B、C、D)に割り当てられたボタンは、先程の方角のリストに従って方向を送信する。第一の送信方向は左手を送信し、第二の送信方向は右手を送信する。

送信モードに入るには、中央のボタンを押す。ボタンが点滅し、送信モードであることを示す。送信モードは、中央のボタンを押すことでいつでも終了できる。

送信開始時、モジュールは文字モードまたは数字モードのどちらで送信しているかを認識しない。文字表記/数字表記に対応する2つのボタンを押すと、そのモードになる。

文字を送信するたびに、中央以外のボタンのLEDの色が緑色に変わる。間違った文字を送信すると、ミスが記録される。ただし、6文字が送信されるまではミスは記録されない。

準備 / スペース
準備 / スペース
数字表記
数字表記
エラー / 注意
エラー / 注意
A / 1
A / 1
B / 2
B / 2
C / 3
C / 3
D / 4
D / 4
E / 5
E / 5
F / 6
F / 6
G / 7
G / 7
H / 8
H / 8
I / 9
I or 9
J / 文字表記
J / 文字表記
K / 0
K / 0
L
L
M
M
N
N
O
O
P
P
Q
Q
R
R
S
S
T
T
U
U
V
V
W
W
X
X
Y
Y
Z
Z
訂正
訂正