モジュール詳細:忘れられしアンフェア暗号
結局、忘れ去られることになった暗号もある。そもそも「本当にアンフェア」だったのだろうか?
上部のディスプレーには暗号化されたメッセージが表示される。ディスプレーの下には丸いLEDのストリップがあり、処理担当者が開いているページに応じて点灯する。
この状態では、真ん中のボタンをいつでも選択することができ、ページ間を循環表示させたり、単語送信モードとページ閲覧モードを切り替えることができる。
このマニュアルにあるアルファベットにまつわる暗号は、すべて英語のアルファベット「ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ」に対応している。このマニュアルにおける「アルファベット位置」とは、特に断りのない限り、A=1,Z=26としたアルファベット上の位置の数字である。
1ページ目の右側のディスプレーは、常にミスカウンターが赤、モジュールIDが白で表示される。
モジュールが送信モードでない状態におけるボタンの機能は以下の通りである。方向ボタンは中央の四角(内心)と外側の四角(外心)の間のボタンを表す。
- 左:モジュールの1ページ目に移動する。
- 上:モジュールの2ページ目に移動する。
- 右:モジュールの3ページ目に移動する。
- 下: モジュールの4ページ目に移動する。
- 外心:送信ページと閲覧ページを切り替える。
- 内心:長押しすると、3ページと4ページに表示されている色の名前を表示する。これは、ユーザーがこのモジュールの色覚モードを無効にしている場合でも使用できる。
- 右画面:右と上に表示される内容を入れ替える。