モジュール詳細:ウェーブタッピング

恐らく、私が今まで聞いた中で最もイカれた電話会議だ。電話を切るなよ?切るな。

  • このモジュールは、11×11ピクセルのディスプレーと、右側にある4×4のディスプレー、上部にある送信(SUBMIT)ボタンで構成されている。
  • 11×11ディスプレーの色に基づいて特定のパターンを入力する必要がある。
  • 4×4ディスプレーには、16色のうち8色が表示される。表示されている色は、3つのステージでは使用しない。これらは「未使用の色」などの用語が出た際に参照する色である。
  • メインディスプレーの色に該当する欄をマニュアルから探し、指示に従って入力するパターンを特定する。
  • 全ての色において、そのステージをクリアするための方法が独自に設定されている。計算結果をモジュロ演算(このモジュールにおいては、パターン番号の範囲内になるまで特定の数を繰り返し減算する)を使用してパターン番号にする、という動作をすることが頻繁にあるだろう(恐らくそうなる)。
  • ピクセルを押すとオン/オフを切り替えられる。押したままドラッグすることで、素早く入力することもできる。
  • モジュールを解除するには、3つのステージを完了する必要がある。
  • ヒント:グリッドの端の段/列は使用することはない。また、このモジュールでは合計158パターンが使用されており、16色全てにおいて被りはない。
  • :シリアルナンバーに次の文字が少なくとも3つ含まれている場合、パターンを180度回転させて入力する必要がある。
    • S,R,F,M,U

セクション1:簡単な色

  • これらの色はパターンが4つ以下である。このセクションには10個の色がある。

1A:赤

  • パターン数:4
  • 解除方法:バッテリーの数(無い場合は1)にインジケーターの数(無い場合は1)を乗算し、結果をモジュロ4する。
1234

1B:オレンジ

  • パターン数:4
  • 解除方法:現在のステージ番号にシリアルナンバーの最後の数字(それが0の場合、1を使用する)を乗算し、結果をモジュロ4する。
1234

1C:黄橙

  • パターン数:3
  • 解除方法:現在のステージ番号のパターンを使用する。ただしシリアルナンバーの数字の合計が偶数の場合、現在のステージ番号の逆数を使用する(ステージ3なら1、逆も同様)。
123

1D:黄

  • パターン数:2
  • 解除方法:未使用の色の過半数がディスプレーの左側にある場合、パターン1を使用する。過半数が右側にある場合、パターン2を使用する。両方が同数の場合、代わりにポートプレートの数を使用する(偶数ならパターン1、奇数の場合はパターン2)。
12

1E:黄緑

  • パターン数:2
  • 解除方法:単3バッテリーよりも単1バッテリーの方が多い場合、パターン1を使用する。単1バッテリーよりも単3バッテリーの方が多い場合、パターン2を使用する。前のステージのパターン数が3以下の場合、2つの条件を交換する(単1<単3=パターン1/単1>単3=パターン2)。単1バッテリーと単3バッテリーの数が同じ場合、シリアルナンバーの最初の数字を使用する(奇数の場合はパターン1、偶数の場合はパターン2)。
12

1F:緑

  • パターン数:2
  • 解除方法:前のステージの正しいパターンのピクセル数を取得し、モジュロ2する。現在ステージ1の場合、読み順に最初の未使用の色のパターン1のピクセル数を使用する。
12

1G:翡翠

  • パターン数:2
  • 解除方法:未使用の色の過半数がディスプレーの上部にある場合、パターン1を使用する。過半数が下部にある場合、パターン2を使用する。両方が同数の場合、代わりに点灯したインジケーターの数を使用する(奇数の場合はパターン1、偶数の場合はパターン2)。
12

1H:青銅

  • パターン数:2
  • 解除方法:シリアルナンバーの最初と最後の数字が奇数の場合、パターン1を使用する。両方が偶数の場合、パターン2を使用する。それ以外の場合、シリアルナンバーの最後の数字のみを使用する(奇数の場合はパターン1、偶数の場合はパターン2)。
12

1I:青

  • パターン数:4
  • 解除方法:爆弾にあるこのモジュールの総数のモジュロ4に対するパターンを使用する。
1234

1J:赤紫

  • パターン数:4
  • 解除方法:前のステージがセクション1の色の場合(または現在ステージ1の場合)、奇数のパターンを使用する。セクション2の場合は偶数を使用する。前のステージで使用した正しいパターンが、その色のパターンの下半分*の場合(または現在ステージ1の場合)、2つのパターンの左端を使用する。上半分*にある場合、2つのパターンの右端を使用する。
1234

*パターン数が奇数の場合、下半分が多くなる。

セクション2:難しい色

  • これらの色はより複雑な解除方法があり、パターンの数も4を超える。このセクションには6つの色がある。

2A:シアン

  • パターン数:9
  • 解除方法:ポートプレート(無い場合は1)にインジケーターの数(無い場合は1/点灯しているインジケーターの場合は2としてカウント/BOBインジケーターは点灯/消灯に限らず5としてカウント)を乗算し、結果を9でモジュロする。
1234
56789

2B:藍

  • パターン数:40
  • 解除方法:今までに送信した番号の合計(現在ステージ1の場合、シリアルナンバーの数字の合計を使用)に爆弾のモジュールの総数(特殊を含む)を乗算し、結果をモジュロ40する。
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
29303132333435
3637383940

2C:紫

  • パターン数:13
  • 解除方法:シリアルナンバーの全ての英数字の合計(英字についてはアルファベット上の位置の数字に変換)を取得し、バッテリーの数(バッテリーがない場合は13を使用)を乗算し、結果のモジュロ95を取る。結果の数を下の数列に使用し、読み順で数えてその位置にある数字を特定する。
  • 2桁の数字は括弧でくくり、1つとして数える。スペース及び括弧は数える際に無視する。時間の節約のため、各段にその段の数字の数が記載されている。取得した数字のパターンを使用する。
    • 1 727863264649(10)(10)(10)(10)(10)段1: 18
      1 727833354649(10)(10)(10)(10)(10)段2: 18
      1 727852648243(10)(10)(10)(10)(10)段3: 18
      1 72788433374733678633778263464段4: 30
      (11)段5: 1
      (12)(12)(12)(12)(12)(12)(12)(12)(12)(13)段6: 10
123456
7 8 9 10 11 12 13

2D: マゼンタ

  • パターン数:8‡
  • 解除方法:シリアルナンバーの左から3文字†の合計にシリアルナンバーの右から3文字†の合計を乗算したものを取得する。回答が0の場合、パターン8を使用する。それ以外の場合、結果を8でモジュロする。
  • ただし、乗算結果が2222を超える‡場合、パターンを90度回転する(時計/反時計周りどちらでも構わない、どちらも同じになる)。
1234
5 6 7 8

†英字についてはアルファベット上の位置に変換する。
‡2222のルールを含めるとパターン数は16とも言えるが、他のステージでパターン数を使用する場合は8を使用する。

2E: ピンク

  • パターン数:21
  • 解除方法:シリアルナンバーの全ての数字を左から順に取得し、1つの数字を作成する。0の場合、前のステージのパターン番号を使用する(ただし現在ステージ1の場合、シリアルナンバーの最初の英字のアルファベット上の位置を使用する)。結果のモジュロ21を使用する。
1234567
891011121314
15161718192021

2F: 灰

  • パターン数:38
  • 解除方法:未使用の色の各パターン数を合計しモジュロ38する。
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
29303132333435
363738
  • 参考として、左の画像は全ての色が埋められたディスプレーである。右の画像は、実際にモジュールで表示されるディスプレーの例である。色の位置は変わらない。
  • モジュールに表示される未使用の8色は、そのモジュールにおいて使用されないことが保証されている。
  • 他の8つの白色に置き換わった色はモジュールに使用される可能性がある。これらのうち3つが使用される。
  • 色が繰り返し使用されることはない。
    • ステージ1で赤を使用したなら、ステージ2/3では使用されない。
  • 正しいパターンを入力すると、次のステージに進む前にグリッド上でチェックマークが表示される。間違ったパターンを入力すると、グリッド上でバツマークが表示され、ミスが記録され、ステージ1にリセットされる。
  • モジュールリセット後、ステージを完了するとそのパターンが表示されるので、処理担当者は送信ボタンを押すだけで済む。
  • ミスが記録された場合でも、ステージの色はミスの前と同様になる。
    • ミスが記録される前の色の順序が赤⇒オレンジ⇒紫の場合、ミスが記録された後も赤⇒オレンジ⇒紫になる。
  • 似ている色もあるため、4×4の現在のステージの色に対応する正方形に緑色のピクセルが点滅する。先程の左の画像または下の表を参照する。以下の表は、その色のセクション番号を示している。
1A1B1C1D
1E1F1G1H
2A1I2B2C
1J2D2E2F